PowerMacG5電源が入らない

PowerMacG5 CPU固定ネジ折れ

PowerMacG5 2.7DPから2.5DPに載せかえられたもので、症状は電源が入らないという事です。こちらにご依頼頂く前にCPUを2.7DPから2.5DPに載せ替えを行ったと伺っております。2.5DPも2.7DPも同じ水冷式CPUなのでいずれは冷却液が漏れて故障の原因になると思われますが、今回の症状では電源ユニットの故障でした。

電源ユニットを交換する為にはCPUやロジックボードなど全てのパーツを取り外す必要があります。CPUを固定するネジ受けはケースから直接取り付けられており、曲がったり折れたりする事があります。特に2.5DPと2.7DPはデュアルCPUですが他のデュアルCPUと構造が違っており二個ではなく一つのヒートシンクでつながっております。

この重いCPUが取り付いているネジ受けがどういう訳か、水冷式の2.5DPと2.7DPで広がって曲がってしまっている事がよくあります。一本でも曲がってしまったりずれてしまったり広がってしまうと非常に外しにくい。こちらでも、どうしようもなくケース交換を行ったという事が過去にあります。接着剤による取り付けでもやはり折れてしまいます、たまに見ますがあまりよくないと思われます。

今回は、以前交換を行った業者様が外してしまったと思われ、一本ネジ受けがありません。一番下のネジ受けなので固定と動作には問題がないのですが、他のデュアルCPUに交換する際は下側のCPU取り付けが甘くなる可能性がございます。

G5電源ユニットの交換

電源ユニットの交換で修理は問題なく終了、動作も問題ありません。

PowerMacG5の修理

宅配修理、持ち込み修理に対応いたします。お急ぎの方は当日対応も可能です。