iMac G4のハードディスク交換修理でリピーター様からの持ち込みお預かり修理です。iMacG4の初代モデルのためHDDは限界を超えています、分割したパーティションの調子が悪いようです。HDDは40GBですが今回交換するのは160GBとし、パーティションを半分に分割しOS9.2とOS10.4をそれぞれインストールする事となりました。
当時のOSは10.1でインストール後Tigerへのアップデートができないようですので今回は新規インストールを行います。
iMacG4は年数もたっていますので内部のホコリもかなりのものです。いつも通り内部の清掃から始めます。ロジックボード周りのスリットから吸気するのですが、完全に塞がっています。これでは空気の流通がうまくできていなかったですね。
清掃後はスッキリ!周りのスリットも見えるようになりました。この後、上部の電源部分とファンの清掃も行います。下部のスリットから吸気し、上部のファンで排気する構造となっています。この構造は今のiMacにも受け継がれている煙突型の排気方法ですね。
iMacG4のHDDを交換する場合は旧規格のATAとなりますので注意が必要です。特にiMacG4はIDEのフラットケーブルが一本で光学ドライブとHDDが接続される構造になっています。その為、ジャンパー設定に注意する必要があります。HDD側をマスター、光学ドライブをスレーブに設定します。
HDDを交換したらOSの再インストールを行います。設定も完了し修理は完了です。
宅配修理、持ち込み修理に対応いたします。お急ぎの方は当日対応も可能です。